元気を頂くツーリング15

今治西高3人会
師走の今治市を楽しむ
酒、料理に感嘆
心に浸みた天城越えの歌
温かい思いやりにジンと来る
平成29年12月2日(土)
今日の今治西高3人会は、久しぶりに快晴だ。
折角だから今治市内を散策しようと、1時間早くJRに乗ろうと家を出る。
JR松山駅に着くと、笑顔つなぐえひめ国体の成績結果の掲示版が、駅の広場に建てられていた。自動販売機で、今治駅までの往復S切符を購入しようとしたが、失敗。どうもボタンを押し間違えたようだ。JR今治駅、JR宇和島駅に行く時、利用するが上手くいかないことが良く有る。今回は、きちんと手順を知ろうと、購入した往復2枚の切符を持参し、案内所に行く。料金を返還して頂き、S切符のボタンを押し、行く先のボタンを押せば良いと教えてもらった。往復切符のボタンを更に押したことが原因で、S切符が出てこなかったのである。これで、次回からは、間違うことは無いだろう。
15時28分電車発車。しばらく走ると、車窓から、青空に映える高縄山が見えて来た。シャッターを切る。JR北条駅を過ぎると、黄色の実を付けた、みかん畑が目に入った。
全国のみなさんに見て頂きたいと写真撮影。
JR今治駅到着。プラットフォームの階段を降りると、またもや素晴らしい、今治祭り
おんまくと継獅子のミニチュア人形があった。本当に精緻に作成をされていた。JR今治駅のこの試みに心から声援と拍手を送りたい。JR今治駅を良くしたいとの心意気が伝わって来る。
改札口を通り、構内に出ると、岡山理科大学今治キャンパス獣医学部開設2018年4月の電照掲示版が目に入った。おめでとうございます。ここまで来るには、幾多の方々が、筆舌に尽くせぬご苦労をされたものと思います。新しいものを創造するには、誹謗、中傷の反対意見は付きものです。それが強ければ、強いほど克服した嬉しさは格別のものがありますし、同志の今治市の発展を願う熱い思いと結束の固さが証明をされたことにも成ります。特に、この事業に直接携わられたみなさんは、万感胸に迫るものがあろうと存じます。
これは、今治市という一地方が、勝ち取った成果であります。全国地方自治体で、日々地域活性化のために活動されている方々は、ご苦労が分かっているだけに、良くやったと心から、祝福をされていると存じます。今治市民が一体となったこの成果は、間違いなく、今治市の誇りと言えます。
どうか、今治市民の皆様には、雑音に惑わされること無く、力強く支援をされ、ただひたすら成功に導いて行かれる事を念願を致す次第です。

まだ、開始まで、1時間ばかりあるので、今治商店街へ向かった。市役所前に来ると、市制70周年の記念植樹が、紅葉を見せていた。
商店街到着。祝優勝 笑顔つなぐえひめ国体の横断幕があった。今治西高生だ。優勝おめでとう。
さらにいくと、ほんからどんどんがあった。残念ながらなないろ食堂は、休みであった。店内をまわる。地域で採れた、野菜や米なども販売され、お客さんが購入されていた。
そして、時間が来たので待ち合わせ場所の、今治市役所へと向かった。
着くと羽藤君が居た。前回の宇和島での清家会長と楽しんだことのお礼を述べた。
間もなく、冨田君が来た。羽藤君と冨田君が「叙勲受章おめでとう。今日は、四之宮のお祝い会としたい。」と言った。恐縮したが有り難くお受けすることとした。
そして、本日の会場 割烹 洋に向かった。焼き鳥 山鳥が見えた。「あの、やきとり山鳥 今治西高同窓会のブログに良く出てくるね。」と私が言うと、「山鳥は、やきとり組合の組合長の店だ。有名だ。」と羽藤君。店構えに風情があった。

割烹 洋(愛媛県今治市末広町1丁目2ー2)に着く。外観は一般の民家風であった。店内に入ると、心のこもった声「いらっしゃいませ。」で迎えて頂いた。部屋に案内をされたが、シンプルで落ち着いた雰囲気が漂っていた。テーブル席に着き、生ビールを注文した。
「瑞宝章小綬章の受章おめでとうございます。乾杯。」と、冨田君と羽藤君が発声をした。「本日は、有り難うございます。」、私は心からお礼を述べた。
二人からは、朝早く、新聞で見たと心のこもった、祝意を頂いた。
今回の受章は、多くのみなさまのお陰であり、大変嬉しく思っている。
ただ、私は、群れることは、好まず、40歳以降、県庁の仲間の集まりでは、2次会以降は参加しないなど、あまり自慢できる行動はしていない、それは、自覚していた。
その上、60歳の退職後は、しがらみを断ち、新たな組織作りをし、自分第一の行動をした。その結果が、現役時代の付き合いを狭めることになるだろうと覚悟の上であった。
ところが、今回思いがけなく、多方面から祝意の言葉を賜った。それは、断ったはずのしがらみの世界、つまりは、私が現役の時、関わった方々からの祝意であった。また、妻が足が不自由なため、皇居行きは、諦めていたが、多くの県庁現役のみなさんの温かい、励ましとご支援によって、皇居での拝謁が、実現出来ることとなり、妻は本当に喜んだ。
私は、自らのいたらなさに気づくこととなり、恥じ入った。
そして、しがらみの世界の中にこそ、人生があることを理解した。これこそが、今回受章の最大の宝物であると冨田君と羽藤君に語った。
通しに箸をつけた。それは、本当に精魂を傾けた料理であることがすぐ分かった。今後出てくる料理が、素晴らしいものになるだろうと確信できるものであった。予想どおり全ての料理が、じっくりと味わえ、楽しくなる展開を見せた。
「それでは、酒を頼もう。」と羽藤君が言うと、「この酒を準備しております。」とお店の方が、我が故郷西条市の酒、蔵本屋本店の純米酒を出された。知る人ぞ知る、限定販売の、一人で醸造販売されている、お酒である。割烹 洋の店主が、西条市氷見まで購入に出かけるそうである。料理と実に良く合った。
次に、蔵本屋本店の酒を、熱燗で飲んだ。料理も美味いし、酒も良い。その上話も弾む至福の喜びである。羽藤君と私が同じ考えが浮かんだ。「四国中央市金生町の酒 梅錦はないですか。」と注文をした。無いとのことであったが、城川郷尾根を越えて( 中城本家酒造(合) 愛媛県西予市城川町)を出された。「この酒美味いし、飲みやすいな。」と冨田君。「あれ、冨田、酒は飲めんかったんと違うん。」と私。「今日は、四之宮の祝賀会だから飲むんよ。」と冨田君。そう言えば、確かに、先ほどから注いだ酒は、全部飲んでいたことに、初めて気が付いた。思わず胸がじんとなった。

焼酎 桜島の湯割りをお願いした。冨田君はこれも飲んだ。
酒、料理も素晴らしかったので、話も弾んだ。
加計学園のこと、マスコミのこと、衣装いけだのこと(冨田君の近所の方が勤務されているとのこと)、昔、泳いだ蛇池のこと、今治タオルのこと、FC今治のこと、サイクリングの聖地のこと、今治西高校同窓生のこと(しばらく藤井信子さんのことが話題となりました。)
そして、お開きとなった。満足したと店主にお礼を述べた。

2次会、スナック咲来楽に向かう。今日は咲来楽の忘年会だが、早く切り上げ、待ち構えてくれていた。早速、カラオケになった。いつもの通り、付き出しは、手抜きなしの手料理。今治かまぼこの漬け物だ。やはり、カラオケと言えばサブちゃん。演歌はいいね、と盛り上がる。ママさんの娘さんが、高知大学で活躍している様子を、スマートフォンで紹介をしてくれる。

ママさんとのデュエットで盛り上がりを見せたが、なんといっても、母子づれのお客さんの天城越えの歌は圧巻であった。一同が本当にほのぼのとした良い気分になり、
丁度、時間となったので、ママさんの見送りを受け、JR今治駅に向かった。いつもだが、駅まで同行してくれた、羽藤君、冨田君に今日の、お礼を心から述べ、プラットホームに向かうエスカレーターに乗った。

(注)3人会の懇談の中で、12月7日に東京青山で、羽藤君が勤務している、県繊維染色工業組合がを開催するとの話があり、羽藤君から、熱のこもった、今治タオルの話がありました。後ほど、羽藤君から、電話があり、盛会であった。また、マスコミに勤務している先輩が訪ねて来たと報告が有りました。本当に今治市はオリジナルに溢れています。

イマバリカラーショー 愛媛新聞2017.12.8から
イマバリカラーショー2 愛媛新聞2017.12.8から
今治染色 未来を紡ぐ2H30.1.9 愛媛新聞
今治染色 未来を紡ぐ3H30.1.10 愛媛新聞

職人が生む1000色の世界 H30.2.3愛媛新聞

 

 

清家会長米寿おめでとうございます
感謝の言葉
これから第2章が始まる
素晴らしい祝賀会に感動
平成29年12月10日(日)
今日は、宇和島市のかどや駅前本店で、清家会長の米寿、私の叙勲受章の祝賀会だ。家を出ると外は雨だった。JR松山駅15時27分発の、宇和島行き特急電車に乗る。

S切符も、間違わずに購入出来た。車内は、満員で、混でいた。JR内子駅でかなりの乗客が降りた。JR八幡浜駅となった。車窓から、みかんの木が黄色く色づいているのが、見えた。平成10年から2年間、八幡浜地方局に松山から通勤をした。新しく組織改正されたばかりの八幡浜中央保健所保健企画課長としての赴任だ。ここでも、妥協をせづ自分なりの思いを貫いたと思う。当然、反発は、覚悟をしていた。「四之宮さん、余り、張り切らないほうが良いですよ。」と親切な忠告を頂いたりもした。しかし、ここで地方局の実態を知るという貴重な経験をし、後の県庁生活に、大いに役だった。実は、宇和島地方局勤務の際も、信頼をするかっての上司の方から、忠告を頂いた。「改革は、いっきに進めないほうがいいよ。」と。また、ある方からは「やりすぎだ、」とも言われた。誰かから聞き、猪突猛進する私を危惧されたのであろう。私の、この行動の原点は、新採時の、西条県事務所三島出張所税務課に遡る。税金を乏しい資金の中から、真面目に納税をする人、資金はあるのに、滞納をする人。「正直ものに、馬鹿を見させるな。」それが、私の心のなかに芽生え、ずっと生きていた。しかし、視点を変えると、かわいげがないとも言える。それで、仕事も満足に出来ない私に、当時の上司である課長は、不遜と見えたのだろう。徹底的に干されることとなる。しかし、ありがたいことに、こんな私を、先輩の同僚の方々は、ずっと温かく支えてくれた。
JR宇和島駅に着いた。本日の祝賀会を予言するかのように、雨は上がっていた。
かどや駅前本店到着。清家社長の奥様はじめ、従業員の方々に心を込めたお迎えを頂いた。会場に入ると、かどや清家会長やみなさんが、すでに明るく談笑をしていた。
丸穂牛鬼保存会の山下名誉会長が高知県に所用で行かれているので遅くなる、とのことなので、始めます、と司会の片岡さんが、言った。また、小清水さんが足の骨折のため入院しているので、参加出来ない。みなさんに宜しくとの伝言を伝えた。一同、小清水さんの早期全快を心から、祈念した。
まず、井野さんがあいさつに立った。清家会長と私に対しお祝いの言葉を述べられた。素晴らしい内容であった。思わず「ありがとう。」と言葉が自然に出た。
次に、私がお礼の挨拶にたった。
今回の受章で、大変ありがたかったのは、思いがけず、多方面から祝意を頂いたことである。また、県庁現役のかたがたから、足の不自由な妻のため、ご支援を頂き、無事拝謁をすることが出来、感謝をした。

私は、ありがたいことに、県庁ではずっと、新しい事業に従事させて頂いた。
このノウハウをなんとか生かし、宇和島地方局で、成果を上げたいと決意し赴任をした。
この、思いを清家会長さんはじめみなさまの力添えを得て、一緒になって行動し、実現をすることが出来た。
それと、あの時代、宇和島地域におられた組織のトップの方々は、みなさん超一流で、思いの実現に向けて、力強い支援を頂き、感謝をしている。ただ、上記のような県庁生活を送り、40歳以降は、健康のためとは言え、酒席の2次会は断り、定年退職後は、自分第一の生活を送り、県庁関係の懇親会などには、全く出席をしていない。
それにも関わらず、多方面から、思いがけず
祝意を頂き、自らのいたらなさに気付かされ、恥じている。結果、私の心の中に大きな変動が起こった。是非ともこの祝意を心の糧とし、新たな第2章を歩みたい。

清家会長が、お礼のあいさつにたった。みなさんに対し、心のこもった言葉を述べられた。邂逅から、もう既に、12年たった。この素晴らしい出会いは、正に神の暁光と言っても過言でない。さらに、清家会長は、遠くを眺めるようにされて、宇和島じゃこ天カーニバルの話をされた。「四之宮さんと2人で、ポスター貼りにまわったけんね、吉田の饅頭屋さんで、偉い人がなにしよるんぞと、出来たての饅頭と、温かいお茶をごちそうになった。」。多分、あのポスター貼りは、清家会長自らが先頭に立って行動し、かどやを発展させていった、創業期とダブらされ、血湧き肉を踊らせたに違いないと思う。
山下名誉会長が、高知から帰られた。
その直後、女性の方々から、清家会長と私に、プレセントがあった。受け取ると、中を見てください、と井野さんが言った。サプライズであった。清家会長と私の顔がユーモラスに描かれた、クッキーであった。「すごいー。」と笑いの渦が巻いた。私は、このような機知溢れる女性職員の方々に支えて頂いていたのでのである。心から感謝をした。
そして、記念写真撮影。山下名誉会長による、乾杯へと続いた。
席に着いた山下名誉会長が、突然言った。「四之宮さん、今日はオーラが出ていますね。」。「分かってくれました。さすが、山下さんですね。」。その原因は、思いがけない多方面からの祝意である事を打ち明けた。そして「それに対する心からの感謝の念ですね。」と付け加えた。「私も、感謝が信条です。」と、山下名誉会長。「私は、これから、第2ステージに入ります、これまで以上にご支援ください、これかのモットーはチャレンジと感謝にします。」とお願いをした。
清家会長に「この間の今治西高の友人は、私の心の友です、清家会長と懇談できて喜びました。また、会長とカラオケに行きたいと言っていました。あれから、いつ頃までおられたのですか。」とお聞きすると、ビックリするほど、長時間歌われていた。家に帰り、2人に電話で話をしたが、大変驚いた。「元気だな-。また行こう、今度はカラオケが主体だ。」と答えた。
井野さんに話かけた。「これから、既存の組織の中で動くのか、自分の組織で行動するのか。井野さんは、どちらでも活動出来る実力がある。」と話かけると、「自分なりの行動をしたい。」と答えた。心から、声援を送りたい。山下名誉会長が言った。「楠葉さんと、牛鬼では両輪となって活動をしている。」。「楠葉さんは、宇和島市として大切にしなければならない人材だ。」と私は答えた。3人でガッツポーズの写真撮影。

清家会長を囲む会、第2ステージのスタートにあたって、宇和島市長さんにお越し願えたらいいですね。」と話すと、直ちに山下名誉会長は、携帯で宇和島市長さんに電話をした。出られなかったが、帰宅すると、山下さんから留守電が入っていた(申し分けないことに私は携帯を家に忘れていた。)。「市長さんから電話がありました。宜しくとのことでした。また、四之宮さんにも宜しくとのことです。」とありがたい伝言が残されていた。実は、先日、思いがけなく宇和島市長さんからも、私に祝電を頂き、恐縮をしていたところである。これは、間違いなく清家会長を囲む会の更なる発展につながることだろう。
本日の、祝賀会の発起人、片岡さんが、力強く宣言をした。「みなさま方は同志です。活性化に力を尽くしたいと思います。」。
祝賀会は、大盛会で幕を閉じた。みなさんの笑顔あふれる写真を見て頂ければ、ご理解頂けると思います。
店頭まで、見送り頂いた清家会長は「駅まで送ろう。」と述べられて聞かれなかったが、さすがに丁重にお断りをした。
店頭で、清家会長、井野さん、片岡さんなどが手を振って見送り頂く中を、幸福感にひたりながら、お別れした。
◎今日の料理
さしみ盛り合わせ、鯛の兜煮、かに鍋、    釜飯、付き出し、など
かどやが誇る宇和島郷土料理

酒(乾杯)清酒野武士熱燗、ウイスキー竹鶴、ワイン、清酒泰山熱燗、生ビールなど

 

一身にして二生を経る     自らの可能性に挑戦

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