元気を頂くツーリング9

3人会

福小町 秋田の酒を楽しむ

瀬戸来島の料理を堪能

宮城バスケットチームと遭遇

ホームページを見て来ました

平成28年3月19日(土)
午前中は、小雨が降っていたが、午後から止んだ。
気温も暖かくなった。JR松山駅に行くとまもなく始まる南予博のポスターが目に付いた。近々宇和島に行こうと思っているので、楽しみだ。
17時5分JR今治駅に到着。今日は3連休の初日なのでJRは混でいた。17時20分待ち合わせ場所の今治市役所前に行くと、既に羽藤君は待っていた。まもなく、奥様の運転する車でお孫さんと一緒の冨田君が到着。挨拶もそこそこに今日の懇談場所 亜紀 に向かう。愛媛県今治市共栄町1-2-14亜紀に到着。暖簾を撮影しようとすると、冨田君が「季節の花も入れたら。」と助言してくれる。暖簾をくぐると爽やかな笑顔で、女将阿部英子さんが「いらっしゃい。」と迎えてくれる。あたりが一面明るくなった。顔なじみの羽藤君が、我々を紹介してくれる。そこで、写真を撮影。いい写真が撮影出来た。笑顔がなにものにも勝る。奥の部屋に通して頂く。テーブルには、瀬戸来島の魚貝料理が美しく置かれていた。まずは、生ビールで乾杯。3人会が回を重ねるごとに充実してくるのが実感出来る。新たな懇談場所に行くことが本当に楽しい。どのお店も様々な工夫を重ねているのだ。あらためて料理を見る。来島鯛、サザエ、イカなど刺身の盛り合わせ、なまこの酢物、さよりの塩焼き、さざえの壺焼き、いかの煮たもの、私の好物ばかりだ。阿部女将が部屋に来られた。酒を注文しようとすると、「これを用意しています。」と枡付きの秋田県の酒 木村酒造の 福小町を差し出された。「燗をして欲しいのですが。」と私が言うと、女将は「この酒は冷酒が良いです。」と答えられた。それですすめに従い冷酒で飲んだ。すっと抵抗なく口に入った。太田和彦さんが、「美味いですね、すっと入る。」と表現されることがある。なるほどこのことかと実感をした。瀬戸の料理のサザエの壺焼き、なまこ、さよりの塩焼きに実に合うのである。女将の私たちに対する配慮が見て取れた。そして、山本順三先生が来られるなど実に楽しく亜紀のいわれなどをお話し頂いた。つづいて3人は、今治西高校の同窓生の話に移った。私は、山本國太ご夫妻の近況などを話した。
「私や冨田君は写真撮影をすると端に並ぶが、羽藤君は自然に中央に行くね。」と話すと、冨田君が「羽藤君は中学校時代、投手として活躍をした。私は補欠だったが、彼はヒーローだった。」と苦笑しながら答えた。初耳であったが羽藤君の持っている天性のリーダー性が納得出来た。福小町をスースと杯をかさねる。なごやふぐの唐揚げ、もみだねの煮魚が追加された。今治の居酒屋でいつも感心をすることは、惜しみなく料理が良心的な値段で出されることだ。この感覚は高知県と似ていると思う。福小町を熱燗で飲みたいとお願いすると、阿部女将が運んで来て頂いた。女将に「福小町はお燗をすると辛口になります。」と教えて頂いた。その通り辛口になった。ところがもう少し温度が下がると飲みやすい甘口となった。「やはり女将が言われるとおり福小町は冷やしたのが美味しいですね。」と答えた。「愛媛の酒も熱燗で飲みたいのですが。」 とお願いすると、女将は一押しですと四国中央市金田町金川、金生川の側にある、山川酒造の梅錦を運んで来られた。
酒の味で強烈な印象を持ったのは、過去2度ある。昭和50年頃であったと思うが、県政記者クラブ 番町クラブの記者の方に、全国新酒鑑評会で金賞を獲得した酒であると紹介されて初めて梅錦を飲み、酒はただ酔えば良い、と今まで思っていた日本酒の概念を覆す美味さに、カルチャーショックを受けたこと。
もう一度は、平成4年当時であったが、世界バーテンダー競技大会で優勝した、四国中央市三島(おでん德若)の近くにあったスナックマンハッタンのカクテルを飲んだ時だ。
口に含むと7色に変化する味わいに驚愕した。
梅錦を飲んだ。驚いたことに味が熱燗福小町の2段冷えたところに似ているのだ。スーと口に入る。その上女将との酒談義も面白く、食べきれないほどの料理であったが完食をした。
時間も来たのでお開きにした。カウンターに出ると羽藤君の顔見知りの方が数人おられ楽しく歓談をした。それにしても羽藤君は顔が広い。どこに居ても声が掛かる。阿部女将に笑顔で見送り頂いた。居酒屋探訪の太田和彦さんは言う。いい酒 いい人 いい肴これが最高の居酒屋の条件だ。亜紀 はまさしくその通りの居酒屋であった。

2次会のスナック咲来楽に向かう。商店街に出た。光のカレーがあったところはどこかと聞き教えてもらった時、突然一団の人々から訊ねられた。「五味鳥はどこですか。」焼き鳥フアン垂涎の的、鉄板焼き鳥の発祥の店だ。「すぐ向こうを左に曲がったところです。」と羽藤君。「どちらから来られました。」と私。「宮城県の仙台からです。宮城バスケットチームです。」これは奇遇だ。先ほど東北の酒を楽しんだところだし、8月に宮城県庁までバイクツーリングをした。それでしばらく話が弾んだ。監督に名刺を受け取って頂き、一団の楽しいポーズの決まった写真を撮影させて頂いた。「五味鳥は鳥皮が美味いですよ。」とお話をし見送った。

咲来楽到着。ママさんに水割りをお願いする。早速カラオケに入る。フト目をやるとカウンターに先客がおられた。歌が実に上手だ。それも場の雰囲気を明るくさせる歌唱力だ。しばらく順番に歌っていると、ママさんが来られ、「あの方、ホームページを見てこられたそうです、静岡県の方です。」更に続く不思議な縁に驚いた。「バイクツーリングで静岡県に行きました。国道1号線を走行し富士山も見、県庁も訪問しました。静岡県良いところですね。メンバーにも静岡市の方がいまず。」と話した。ご協力を頂いた皆さんのお陰でここまでこれたかと感慨深いものがあり、更に場が盛り上がりを見せた。
相変わらず冨田君が次から次へと新曲を歌う。「良く新曲が出るな。全国を監査に行く時、車中でカセットをかけ覚えるん。」と聞いた。ずっと彼がそう私に話していたからだ。それが思いもかけない答えが返ってきた。感動をした。ママさんに「冨田君が新曲が次から次へと出るのは、車中で覚えたのではないそうです。理由は話せないが感動をしたところです。」。意気に感じたママさんは、冨田君と浪速恋しぐれを合唱した。それは今まで冨田君が歌った中で最高の出来であった。JRの時間が来た。静岡県の方にお礼を述べ握手をした。
羽藤君と冨田君がJR今治駅まで送ってくれた。次回の松山での再会を約し別れた。JRの車中では、充実した今日の一日が走馬燈のように巡った。

法皇山脈からの四国中央市

仲鉢和彦さん 宮城県庁観光課

静岡県庁

清家会長いつまでもお元気で
100歳の時は囲む会を盛大に
静岡市から山崎さんも参加
本格宇和島郷土料理を楽しむ
酒は 野武士

平成28年8月9日(火)
北海道帯広市の栄公園前を歩いていると、突然携帯電話が鳴った。

栄公園 帯広市

清家会長を囲む会メンバーの兵頭さんからであった。
「静岡市から、山崎さんが、帰郷しています。」。「それでは、清家会長を囲む会を開きましょう。私は、今北海道をバイクツーリングをしていますので、お世話が出来ません。楠葉さんと連絡を取って、準備を進めて下さい。知らせてくれてありがとう。」と答えた。
と言うことで、今回の囲む会は、8月9日(火)午後6時から、かどや駅前本店で開催をした。小清水議員さんと井野さんが遅れるとの連絡があったので、開始する。清家会長が「皆さんいつまでも、元気で行こう。」と挨拶。すかさず、山下丸穂牛鬼保存会名誉会長が「清家会長が100歳を迎えたら、その時は、盛大に囲む会をやろう。」と相の手を入れると、会は、一時に盛り上がった。そして、兵頭
さんが、挨拶の後、乾杯の音頭を取った。和気あいあいの中、「乾杯。」の発声により、更に会は盛り上がりを見せた。山崎さんも、楽しそうであった。我が家に、るい君と言う愛犬がいると話すと、子供の名前が「るいです。」と山崎さんが答えた。山崎さんは、静岡に帰宅をすると、ご主人の故郷石川県に行くと、話した。「石川県、良いところですね。」と一昨年バイクツーリングをしたことを話した。清家会長のご配慮により、ワインも準備されていたので、仲の良い、兵頭さんと山崎さんは、積もる様々な話に花を咲かせていた。久しぶりに参加をした、片岡さんも、清家会長と楠葉さんとで懇談をしていた。酒を飲んだ。冷酒であった。「美味いですね。どこの酒ですか。」と話すと、清家会長が「松野町の酒、野武士です。」と答えられた。「野武士良い酒ですね。」と話しかけると、山下さんが「野武士は美味いです。」と答えた。
刺身も新鮮な宇和海のぶり、美味い。はもの鍋、はもの歯触りが素晴らしく美味い。エビフライもジューシーなのにからっと揚げられている。山崎さんから「北海道はどのようにして行ったのですか。」と聞かれた。「バイクで陸伝いに青森まで行き、青函連絡船で渡りました。」。「バイクで、青函トンネルを渡るのですか。」と山崎さん。「青函トンネルは列車しか通れません。船です。」と答えた。実は計画を練る時ネットで調べ、私もそのことを初めて知った。「北海道のバイクツーリングは気候風土が四国と異なり、ハードです。」と山下さん。山下さんはかってバイクに乗っていたのだ。清家会長と井野さんが、開店した かど や道後店の話をしていたので、「獺祭を置いてている。」と話した。驚いた井野さんは、「愛媛県では、獺祭はなかなか手に入らない。3万円はする。」と答えた。
楠葉さんには、宇和島の宝、牛鬼で頑張って欲しいと話した。片岡さんは石鎚に良く行っているとのことだ。自然保護、現場を知ることは大切だ。
小清水議員さんが、松山から帰られた。山崎さんの発声で全員が揃って乾杯。席に着いた小清水議員さんに、「その節はお世話になりました。」と山下さん。「なにがあったのですか。」と私が聞くと、「ハワイで牛鬼で鎮魂をした時、大変お世話になった。」。当時宇和島市議会の副議長であった、小清水議員さんに尽力を頂いたそうである。二人の固い握手。箸を料理に向けた。サイロンステーキを食べた、美味しくないずが無い。次に鯛麵。しっかりと鯛の味が浸み、冷たくて美味い。会長に「今日の料理、特別に美味いですね。」と話すと、「今日は、特別大サービスよ。」と破顔一笑答えられた。
「山下さん、全国を牛鬼で行かれるのでしょう。」と話すと、「上海には200回ぐらい行っている。」と驚くべき答えが返ってきた。私は、改めて山下さんの凄さに驚いた。
「お陰で、伊能忠敬の足跡を楽しく巡る会も定着をしてきた。更に発展させるため、力を是非貸して下さい。」とお願いをした。
最後に、鯛の兜煮に箸を着けた。大きな兜煮だがすみずみまでしっかりと味付けがなされていた。かどや駅前本店の心意気が感じられた。今日は、宇和島の本格料理を心行くまで楽しむことが出来た。お開きの時間となった。井野さんの一本締めで楽しい懇談会は終わった。一同心から、清家会長のご健勝を祈念した。
帰るため、井野さん、片岡さんと一緒にJR宇和島駅に向かった。小清水議員さんに、駅まで見送って頂いた。再会を約しお別れをした。

 

FJ310376


3人会 再び宇和島さんさを歌う

吟醸 城川郷を楽しむ

頑張れFC今治

平成28年10月8日(土)
3人会の日にこれ程の降雨は、初めてだ。
伊予鉄市内電車、勝山停留所で、冨田君と羽藤君を待つ。
最近開店したセブンイレブンの庇で、雨を避けながらである。ここは、自宅の勝山町から100 メートルばかりの所にある。実は、コンビニの激戦地で、自宅から半径100メートルの中に、ローソン1店舗、サークルK3店舗、ファミリーマート1店舗、セブンイレブン2店舗の7店舗がひしめきあっている。近年コンビニの販売品の質が向上し、何かの時には大変役だっている。4度ばかり目前を電車が通り過ぎた後、道後温泉行きの電車が停車し、雨の中を、冨田君と羽藤君が降りてきた。今治西高校蛍雪会総会の時以来だ。この時のお礼を述べ、今日の懇親会場、愛媛県松山市二番町1-7-9 STビル1Fの南や北やに向かった。突然、羽藤君と冨田君が「この店来たことがあるな。」と言った。「松山で3人会を最初に持った えん家だ、最近一段と美味しくなったと聞いたので、予約しようとしたが、連休初日のため満員で出来なかった。」と答えた。翌日娘が友人と、かどや大街道店、えん家に行ったが、どちらも満員で入店が出来なかった、と話していた。南予の料理を楽しんで頂く人々が多くなることは、いずれにしても喜ばしい限りで有る。南や北やに到着。予約していたテーブル席につく。まずは、生麦酒を注文。乾杯。通しは、しまあじのにこごりだ。料理は、豚肉ともやしの炒め物、カキフライ、タコ天を注文。
私は、いつものように、今治西高校同窓生蛍雪会の皆様への支援が有り難いと感謝とお礼を述べた。次に羽藤君が、「ちかじか、中小企業同業組合で能登に行く。」と話した。去年、羽藤君は奥様と行ったところであるが、今度は、開通したばかりの、新幹線で行くとのことである。能登は、本当に楽しい所だ、いい視察になるだろう。
そして私が「FC今治には頑張って欲しい。」と切り出すと、冨田君が「弊社もFC今治を強力に支援している。」と答えた。新しいものを創造するには、愛媛県内では今治市が最もふさわしい地域ではないか。今治市民は他のものに追随しないで、独自のものをとの気風が強い。岡田オーナーも自己実現のためには、最適の地を選定されたと思う。全てを投げ打つその姿に、成功を心から祈らずには居られない。話が、盛り上がりを見せる中、愛媛県西予市城川町嘉喜尾1319 中城本家酒造合名会社の、吟醸 城川郷を注文。本日の最大の目的だ。
3人で乾杯。飲みやすい、優しい酒だと思った。それで店員さんに「甘口ですか。」と聞いた。「城川郷は辛口です。」と思いがけない答えが返って来た。兎に角飲みやすい良い酒だ。
それでは、比較するのも面白いと、辛口の、故郷西条市の清酒石鎚を注文をした。相変わらず、きりっとした切れの良い味わいであった。ますます、話が弾み、あじフライ、カルパッチョ等を追加注文した。北海道バイクツーリングに話題が移った。私は「気候の変動など想像以上に大変だ。雨、風、霧を克服出来るバイク技術と野宿でもいとわない体力があれば、これほど楽しい所は無い。」と話した。帰りに、赤穂市に寄り愛媛大学少林寺拳法部同期生のI君の墓前に報告したこと、I君の行動力は、抜群であったと述べた。
羽藤君と冨田君が、北海道バイクツーリングをHPで読んだと言った。有り難い事で有る。
I君と自転車で四国を回ったと話すと、羽藤君が、今治西高校同窓生の渡辺守君と、やはり、学生時代自転車で、高知県の桂浜まで行った、と話した。野宿の話などで盛り上がりを見せた。四之宮の発祥の地が話題になった。羽藤君の妹さんが現在、勤務をされている神奈川県庁と四之宮発祥の地、平塚市役所を是非とも、訪問したいと話した。東京周辺に向けてバイクツーリングをするのは、超交通混雑地が多いため、大変であるが、勇を鼓して実行したいと思う。
締めに、芋焼酎なんこを熱燗で注文。羽藤君は水割りだ。芋の香りがずっしりと腸に浸みた。
また、おんまく祭りと継ぎ獅子は是非、ホームページに掲載をしたいと述べた。
スナック ラスト20セントに向かう。ママさん始め皆さんの歓迎を受ける。早速カラオケだ。羽藤君が風林火山を歌う。気持ち良さそうだ。ママさんが、今治城に行ったと話した。私が「羽藤君は、今治城の館長の経験がある。」と話を引き取った。
冨田君、鳥羽一郎の演歌を続々と披露。いつもながら良くマスターするなと一同感心。
カラオケに熱中をしていると、ママさんがおもむろに「先日、宇和島さんさを聞いて来た。」とアルバムを出して来た。拝見すると、宇和島料理 田中での演奏だ。「誰の紹介ですか。」と聞くと「新聞記者Oさんの紹介です。」と答えた。「え、Oさん知っています。」と私。Oさんとは県庁広報広聴課からのお付き合いで、40年余りになる。直ちにOさんにママさんは電話をかけた。代わった私にOさんは大変驚いていたが、「これから、カラオケで宇和島さんさを歌います。」と話すと、さらに驚いた。
宇和島さんさは、宇和島での勤務時代、かどや清家会長の無名会の時代に学んだ。宇和島を離れる時は、この歌を歌うことで、在住したとの免許皆伝を頂く。
竹に雀の仙台さまへ ションガイナー
完全とは言えないが、終えたところで、羽藤君と冨田君のJRの時間となった。次回は11月に今治で開催することを約し、タクシーを見送った。
今回は、十分に、書き切れないほど話題が豊富にあり、会話が途絶えることなく、賑やかな3人会となった。

一身にして二生を経る     自らの可能性に挑戦

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