元気を頂くツーリング24

ハンドボール部
14年ぶりの県大会優勝に祝杯
FC今治健闘2位、目指せトップ
賑わう今治商店街2019
料理、酒良し文句無し
有り難う咲来楽
その名は永遠に
令和元年7月28日(土)
梅雨も明け、激暑の中、伊予鉄市内電車に乗り、JR四国松山駅に向かう。
車内は、立錐の余地も無いほど満員だ。
その原因は、JR松山駅に到着し、判明をした。愛媛県武道館でB’zのライブコンサートが有り、臨時列車が出ていた。コンサートに行く人々で混雑していたのだ。
列車は16時28分に定刻に出発。車内の冷房が心地良い。ぼんやりと車窓を眺めている内にJR今治駅に着いた。改札口に向かうと今治和紙人形が、内容も新たにリニューアルをされていた。しばらく鑑賞をし、カメラで撮影をした。それにしても見事である。
生け花も展示されており、心を和ませてくれる。
今日は、17時20分に今治市役所で待ち合わせなので、早々に駅を後にした。
急ぎ足で、待ち合わせ場所に向かうと、既に羽藤君と冨田君が待っていた。挨拶を交わし、おんまくのポスターの前で写真撮影。
そして今日の会場、割烹洋に向かう。
「直ちゃん、体調が良くなって良かったね。」と私が、話かけると「今日は、焼酎だけで無しに、ビールも酒もいけるからね。」と羽藤君は、楽しそうに答えた。
ドンドビ交差点に来ると、冨田君が「ドンドビジョンで今日FC今治と静岡の試合を流す予定で、弊社のスタッフが準備をしていたのに台風で流れた、誠に残念だ。」と冨田君は悔しそうに話した。
「FC今治2位か、素晴らしいね、応援しないといけないね。」と私は応じた。
私は、今、新聞も読まないし、テレビも見ない。それでこう言う話題は疎くなる。
商店街に入ると賑わいを見せていた。
「今日は、商店街の夜市だ。」と羽藤君が言った。
「それは、楽しみだ、後から撮影に来よう。」と私は、胸を躍らせて言った。
マルマツ靴店の前を通ると店主丸松さんが居られた。すかさず、羽藤君が「丸松さんは、今治西高の同窓生だ。」と我々を紹介した。少し立ち話をしてお別れをした。
割烹 洋到着。部屋に案内をされ、テーブルに着く。「今日は、まず生ビールだ。」元気になった羽藤君が注文をした。
生ビールで乾杯。「美味いなー。」3人は声を揃えて言った。
お通し、刺身の盛り合わせが出された。酒は何にするかとなったが、酒の選択は余り酒の飲めない冨田君に任せることにした。「それでは、清酒鳥海山を頼もう。」と冨田君は言った。
「鳥海山と言えば、直ちゃん夫婦一緒の東北旅行はどうだった。」と私は聞いた。
「新幹線で行った。ツアーに参加したが、同行のみなさんと知り合いになり楽しかった。」と羽藤君は言った。
続いて「先日、今治国際ホテルで今治西高ハンドボール部県大会優勝の祝賀会をした。14年ぶりで、大いに盛り上がりを見せた。」と羽藤君は少し興奮気味に言った。
それは、素晴らしいと一同熊本国体での健闘を祈念し、祝杯をした。
続いて、FC今治の活躍を願い、併せて乾杯をした。
清酒 鳥海山が出された。冷酒である。グラスに口を付け口に含んだ。「これは、凄い、本当に美味い、ちょっと甘いが料理の味を殺さない、こんな酒は初めてだ。」私は驚いて言った。最近の清酒はどれも実に美味しい、フルーツの香りがする清酒もよくある。それは、酒単独では美味いが、得てして肴の味を殺す。鳥海山はそれが無い。日本酒の底深さに改めて感じ入るとともに、このような酒を揃えている 割烹 洋の凄みを知ることとなった。料理も鯛のうしお汁、揚げ物などが次々と出された。どれも料理人の思いが込められており、味わいが楽しい。
続いて、酒は西条市の一人酒造りをする 蔵本屋 市兵衛をお願いした。切れが有り、しかも味に深みがある。素晴らしい酒だ。
「四之宮、最近ホームページに掲載されるまでの時間が長くかかるようになったね。」と冨田君が言った。
「やはり年かな、行動力が少し落ちてきた。気を取り直して頑張る。」と私は答えた。
「これから、直ちゃんらとツアーで出雲神社に行くこととなっている。」と冨田君が言った。「バイクツーリングで行ったことがある。」と私は言った。
それから、今治西高同窓会の話題で盛り上がり、お開きとなった。
「それでは、次回の松山は、9月に俺のフレンチで開催をする、予約が出来ないと困るので、今から頼むが良いか。」と2人に尋ねた。
2人は異議無く了解をした。
酒、料理に心から満足をした3人は、大将にお礼を述べ 割烹 洋を後にした。
途中、私は羽藤君と冨田君と別れ、今治商店街の土曜市へと向かった。楽しむ人々も多く、出店する店舗も例年より多い様に思われた。カメラを向けても明るく応じて頂き、心地良い。有り難うございました。可愛いいトイプードルも撮影をすることが出来た。元気溢れる今治商店街を全国に向けて、発信を致します。
高揚感に溢れ、2人の待つスナック咲来楽へと向かった。スナック咲来楽は、令和元年9月28日を持って、閉店をする。それで今日は記念すべき日になれば良いなと思う。
ドアを開けると、既に羽藤君と冨田君はカラオケで盛り上がっていた。
武田美鈴ママに挨拶。絣の着物が涼しげでよく似合う。いつものように今治産の蒲鉾など手抜き無しだ。水割りをお願いする。乾いた喉には有り難い。冨田君は今日は、鳥羽一郎の曲を歌い続けていた。羽藤君も負けずに得意な歌を歌い続けていた。
私の番になった。今日のために覚えた、レーモンド松屋の今治市に関連のある、安芸灘の風、来島海峡を叫んだ。きっと来る 貴方は来る いくつもの橋を渡ってー。来島ー海峡ー。気分爽快。歌い終えて武田ママと握手をした。
思えば、私も、羽藤君も余りカラオケは好きでなかった。数曲しか歌えなかったが、冨田君に刺激されて、咲来楽でレパートリーを増やしていった。兎に角咲来楽の音響は良く、歌が上手くなった様に聞こえる。本当に感謝をしている。それとママさんのみんなを楽しませる接客は本当に素晴らしく、くつろぐことが出来た。9月からは新しいママさんが咲来楽の名前を引き継ぐそうである。咲来楽の名称は武田美鈴ママが考案したものだ。とうとう帰る時間になったので咲来楽が永久に続くよう願いを込めて、羽藤君、冨田君が北島三郎の風雪流れ旅を熱唱し、私が囃子で加わりお開きとした。いつもだが店頭で、ママさんの見送りを受け3人はJR今治駅に向かった。
一人になった私は、ホームの椅子に腰掛け、冷たい缶コーヒーを心地良く飲みながら電車を待った。今日の充実した一日の様々な出来事が走馬灯のように頭に浮かんだ。

◎賑わう今治商店街2019

◎スナック咲来楽その名は永遠に

◎次回の今治西高3人会は松山市内にある、俺のフレンチで令和元年9月21日(土)18時から行います。どのような料理がでるか楽しみです。料理の選定は冨田君にお願いすることになるでしょう。
            令和元年8月9日(金)

一身にして二生を経る     自らの可能性に挑戦

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