元気を頂くツーリング14

今治西高3人会
清家会長を囲んで
飲み、語り、魂を歌う
米寿おめでとうございます
平成29年10月21日(土)
今日は、宇和島市は、台風21号接近で、雨空だ。
それでも、宇和島城はくっきりと見える。
雨の、宇和島は、風情があり、またいいものだ。
待ち合わせの、時間となり、ホテルのロビーに降りると、羽藤くんが既に、来ていた。挨拶を交わす。間もなく冨田君も降りてきた。「今治からどれぐらい時間がかかった。」と聞くと「2時間で来れた。」と答えた。今治から2時間か、随分便利になったなと思った。これから、かどや駅前本店に清家会長をお訪ねし、10月14日で88歳に成られたので、米寿のお祝いも兼ね、懇親会をする。その後、スナック星くずでカラオケ三昧で楽しむ予定である。ずっと、一ヶ月前から、日を探していたが、国体の影響か、3人分のホテルの空きが無くて、やっと、実現にこぎつけたものだ。
かどや駅前本店は、ホテルから5分ばかりのところにある。
羽藤君が「宇和島城が見えた。」と楽しそうに言った。又、松山大学の同窓生が建設会社の社長をしていると言った。
かどや駅前本店に到着。店頭で、羽藤君と冨田君の写真を撮影する。
店内に入ると、店員さんに笑顔で、部屋に案内を頂いた。
いつもながら、部屋には、絵と生け花が飾られていた。真心が感じられ、心が明るくなった。絵は初めて見るものであったが、宇和島牛鬼の絵であった。
清家会長が来られた。冨田君と羽藤君が、初対面であったので、名刺交換をする。
併せて
、今治西高3人会の懇親会に吟醸 虎の尾のお心使いを頂く事のお礼を述べた。
そして、始まるにあたり、清家会長の米寿をお祝いし、吟醸 虎の尾で祝杯をあげた。
席に着き、懇談が始まった。料理は、刺身の盛り合わせをお願いした。「清家会長お元気で安心をしました。」と私が言うと、「四之宮や我々より、顔の色つやが良いぞ。」と88歳とはとても思えないお元気な姿に驚き、冨田君が言った。実は6月頃清家会長は、風邪を引かれていたので心配をしていたのであったが杞憂であった。
宴も盛り上がった所で、ご子息の清家社長の奥様が山梨県から来られていると話すと、羽藤君が、「それでは、祝して風林火山を吟じます。」と立ち上がり、吟詠を始めた。
それは、我々に初めて見せる堂々とした風格のある腹の底からの吟であった。さすが、元松山大学吟詠部のキャプテンだと納得をした。清家会長も満足をされたようであった。
「清家会長の亡き奥様は写真で拝見をした事がありますが、細面の美しい方ですね。」と話を向けると、会長はしみじみと風雪の日々を語られた。「今治の名だたる経営者の方々も厳しい環境を乗り超えて、今がありますからね。」と羽藤君が答えた。緊張気味の冨田君が「松山市にあるかどやの経営店に、3人で行きましたが、店員さんが素晴らしい。従業員教育が、行き届いておられるのに感心します。」と話した。冨田君はずっと、清家会長とお会いするのを楽しみにしていた。それが実現をしたので感無量の様子であった。
注文をした、料理の数々も素晴らしい出来であった。刺身の盛り合わせ、食べ頃まで熟成したことがよく分かり、それぞれの魚種の旨さが味わえた。また、エビフライは外の殻がかりっと揚げられ、肉は旨さが凝縮をしており、追加の注文をした。厚手の薬師神の宇和島じゃこ天は焼き加減が丁度良く、大根おろしに良くあった。郷土料理の生寿司は、酒に良く合い旨さを増進させた。かどや本店の料理をじっくりと味わうとプロの凄さが良く伝わって来た。酒を追加注文。「清酒泰山はありますか。」と聞くと、有るとの答え。注文をした。清酒泰山は愛媛県宇和島市津島町上畑地甲1502にある赤松酒造本舗の酒だ。
「熱燗で飲もう。」と言った。くせの無い、飲みやすい酒で料理に良くあった。赤松酒造本舗は、酒粕の濃い、国道沿いで販売されている、酒饅頭も有名である。
時間も経過したので、シメに冨田君の好きな削り節お握りとお茶漬けをお願いした。
満足の内に一次会終了。お土産に宇和島かまぼこを頂いた。
お店の皆さんにお礼を述べ、二次会の愛媛県宇和島市新町1丁目7の11スナック星くずにタクシーで向かった。
スナック星くず、到着。スナック星くずは、宇和島市の政官財の方々が良く利用される。ママさんは落ち着きのある細面の日本美人だ。店内は清潔感のあるすっきりとした調度で整えられている。カラオケの音質も良く、歌唱し易い。ママさんに自己紹介をしてテーブルに着く。清家会長のなじみのスナックである。
早速、冨田君がしきり役として、選曲に入る。それからは、順番に歌い始める。清家会長は、加賀の女を歌う。カラオケ好きの冨田君は、ママさんとのデュエットで盛り上がる。ママさん手作りの料理も美味い。羽藤君が風雪流れ旅を歌う。しかし、我々を最も驚かせたのは、次々と繰り出す、声量豊かな清家会長の正確な魂の歌であった。どう聞いても20歳代の声量である。私は、清家会長と何度かスナックに行ったことがある。でも歌った姿は余り拝見をしたことが無い。多分遠慮をされていたのだ。我々3人に心を許され、夢中で歌われる姿を見、胸が熱くなった。我々は歌い続け、とうとう時間となった。
ママさんに見送り頂き、快い、満足感になり、清家会長にお礼を述べ、タクシーでホテルに向かった。翌日、午前7時、冨田君からこれから今治に帰ると電話があった。その声は、昨日は楽しかったな、との思いがこもっていた。

スナック星くず

かどや松山空港店に行く
店員さんの明るい元気な応対
うまいぞ宇和島鯛飯
今治タオルが1年前から出店
色合いが美しい
ダイマサ真珠さんもバージョンアップ
シメにかどやマドンナ亭へ
平成29年11月15日(水)
妻がずっと行きたいと言っていたかどや松山空港店に行きました。
空港の2階にありました。宇和島鯛飯の看板が目に付きます。
店に入ると「いらっしゃいませ。」の溌剌とした生きの良い声。
愛媛県の玄関にある店としての誇りがそうさせるのか。
とにかく気持ち良くさせてくれる。
椅子に腰掛け、メニューを見た。かどやが長年ずっとこだわってきた定番の品揃えだ。これなら、一見のお客でもどれを食しても満足を頂ける料理だ。酒も虎の尾、石鎚、小富士、野武士など愛媛県を代表するものだ。私たちは、妻の好きな宇和島鯛飯をお願いした。運ばれて来た 鯛飯は、新鮮な宇和島鯛がふんだんに使われている。口に運んだ妻が「かどやさんの鯛飯は美味しいね。」とつぶやいた。かどや松山空港店の鯛飯の味は、実際に、かどや駅前本店の味と全く遜色が無いことを私も実感した。
満足した妻と、かどやの清家会長を話題にし、これもかどや定番のほうじ茶を楽しみ、店員さんにお礼を述べ後にした。
次に、空港店スカイラークに足を運んだ。島原かまぼこさんの幟の側を過ぎると、かどやのアイス最中、鯛飯のパックの販売コーナーがあった。ふと、見ると、宇和島真珠の幟が見えた。近寄ると、ダイマサ真珠さんであった。すっかりバージョンアップをして、品揃えも充実をしていた。令息の社長さんもおられたので、挨拶をした。
1階フロアに降りると、今治タオルが販売をされていた。お聞きすると、1年半前から開店をしたとのことであった。今治タオルは白が基調であると、店員さんから話があった。それにしても色鮮やかで美しい。今治西高3人会の羽藤君に電話をして、そのことを告げた。今治タオルを愛用している妻が、注文し、購入した。「今治タオルはは吸水性も色合いも抜群に良い。」と妻が話した。
じゃあ、シメにうどんを食べるか、と言うことで、かどや うどん店マドンナに入った。じゃこ天うどん、宇和島うどんを頼んだ。関西人が好む薄味の美味しい味わいであった。

みきゃんが元気に迎えてくれました。 愛媛県東京事務所

一身にして二生を経る     自らの可能性に挑戦

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