100人出場 宇和島地方局

3月末となったある日秘書の山内(旧姓芝)さん(じゃこ天の歌の楽譜を友人に依頼して頂いた女性、たすきを作って頂いた大平さんは結婚のため退職、それまで地方局の女性の方々を本当にまとめて頂いた。)が「ガイヤの踊りが完成したそうです。」と報告を頂いた。待ちに待っていた私は直ちに4人の方々に来ていただくように伝えた。ソファに腰掛けた4人の方々はおもむろにA4の図面を取り出した。驚いたことにそこには克明な手書きのイラストの踊りが図示されていた。4人の方々の説明が終わるのを見計らって山内さんが「4人が披露するそうです。」と話を引き取った。
そして4人の方々は踊り始めた、リズム感があり、ダイナミックですんぷの狂いもなく4人の息が合っている。
「ヤア」とのかけ声で最後を決めた。私は感動の余り身震いをした。これはいけるぞと心から思った。4人の方々に「ありがとう。」と感謝の念を伝えた。そして井野課長補佐と片岡係長に早急に100人を募り例年より早く練習に取りかかるように伝えた。井野課長補佐と片岡係長は苦労したらしい。最初は様々な人々からなっているためやる気が揃わずばらばらだったらしい。私は任せた事には余り口を挟まない。ただ、途中で一度だけ余りの盛り上がりのなさに壇上で喝を入れたことがある。長い練習期間を経てガイヤカーニバルの日となった。講堂で井伊産経部長さんの参列のもと出発式を行った。そして地方局の前で100人が踊りを披露した。見事に決まりこれからの出陣を控え昂揚感が高まって来た。長いきさいやロードで踊りが始まった。踊りの振り付けをしていただいた4人を先頭に踊り続けた。見事に決まった。夢中でみんなが踊り続けた。存在感を示しそして終わった。100人は満足感に溢れ喜びあった。
快い疲れの中宿舎に帰る途中楠葉さんに出会った。「素晴らしい出来良かったですね。」とお祝いの言葉を頂いた。

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