日本一周バイクツーリング(香川県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、福井県、石川県、富山県、岐阜県、長野県、群馬県、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、奈良県、和歌山県、徳島県)

平成26年10月25日(土)から10月30日(木)までバイクツーリングに出かけました。今回の目的は、長野県在住の従兄を訪ねることと、群馬県在住の甥を訪問することです。長期天気予報を見ると10月31日(金)からは雨となっています。それを避けるため10月30日(木)までには帰宅するという非常にタイトな行程となりました。残念ながら、従兄と甥には会えることが出来ませんでした。バイクツーリングでは訪問先と連絡を取りません、心臓病で手術をしたことから安全、安心を第一に考えツーリングしたいことです。どうしても訪問を約束するとそれに縛られ無理な運転をすることとなり、事故を起こす恐れが高まるからです。しかしながら数々の思い出の残るツーリングとなりました。それは、県庁訪問記が従来頂いた対応の積み重ねが生きてより進んだものになったこと、3年前私のバイク技量では走破するのは心もとないと思われた、数々の高速道路などを走行出来たことでした。一番の難関と思われたこの地域をツーリング出来たことは日本一周バイクツーリング成功への大きな弾みとなりました。

〇香川県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、福井県、石川県
平成26年10月25日(土)
午前6時、妻の用意してくれたコヒーとお握りで朝食をとり出発。今日の日程が一番タイトだ。国道11号線をバイクに慣れるため小松ICまで走行する。小松ICから松山自動車道に入る。まずは、肩の力、手首の力を抜くと自らに言い聞かせる。突然雨が降り始める。どうもこのルートを走ると朝雨になる。おまけに風も出始めた。心を静めより慎重に運転する。高松道に入ってもまだ雨は止まない。瀬戸中央自動車道に入る。雨、風が激しくなる。疲れが出てきたので与島SAで休憩を取る。ここで少し長めの休憩を取る。あり難いことに雨が止んだ。出発。だがまだ風力が強い。山陽自動車道に入る。倉敷市、岡山市を通り赤穂ICに来た。すると天候が晴れて来た。I君に感謝の言葉とツーリングのコースを呟いた。神戸市に着き舞鶴若狭自動車道に入ろうとしたが失敗する。一般道などを迷い続ける。かなりの時間を浪費する。結局中国自動車道に入る。そして名神高速道路に進む。大阪府を過ぎ、京都府を過ぎ大津SAで休憩する。前回のツーリングの帰路で休憩を取った所だ。まだ、金沢市までは遠い。焦る気持ちを抑える。焦りはバイクツーリングでは鬼門だ。米原ICから北陸自動車道に入る。賎ケ岳SAで給油。まだ、先は長い。敦賀を通る。福井県だ。日が暮れて来た。夜バイクで高速を走行するのは初めての経験。未知の世界。心を静める。福井市に入った。前回、国道18号線を通ったツーリングを思い出す。北陸の海岸線は実に美しかった。後75キロメートル。しかし外は暗い。不安感を払しょくし今の状況に集中する。邪念は捨てる。それにしても休日の北陸道、実に車は多い。加賀を過ぎる。石川県だ。しばらくすると金沢市の明かりが見えて来た。金沢西ICを出る。ホテルに到着。バイクの走行距離。660キロ。それにしても良く走ったものだ。事故もなく走行したCBR250Rに心から感謝した。いよいよ明日から主目的のコースとなる。長距離ツーリングでは睡眠が大切。妻に電話をした後すぐ眠りに入った。

瀬戸自動車道 与島SA
瀬戸自動車道 与島SA
瀬戸自動車道 与島SA
瀬戸自動車道 与島SA
中国道 西宮名塩SA
名神高速道路 大津 名神高速道路 大津SA
名神高速道路 大津SA
名神高速道路 大津SA
北陸自動車道 賎ケ岳SA
賎ケ岳SA
北陸自動車道 賎ケ岳SA
北陸自動車道徳光SA

〇石川県、富山県、岐阜県、長野県
平成26年10月26日(日)
ホテルを出発し、国道8号線金沢バイパスに入り、富山市に向かう。バイパスから一般道の国道8号線に入る。早朝の澄み切った風景の中をツーリングする。心が軽やかになる。県境で写真撮影。しばらく走行すると高岡市になった。そこを過ぎるといよいよ富山市だ。今日は日曜日休日だ。ふとある考えが浮かんで来た。休日に県庁を訪問し名刺交換が可能になればこれからのツーリングの行程が楽になる。市では赤穂市が対応頂いたが県庁ではまだ実績はない。叩けよさらば開かれん、行動あるのみだ。チャレンジ、これこそ伊能忠敬の足跡を巡る会のモットーだ。富山県庁に向かう。到着。立派な木造の門扉がそびえている。どこから入れば良いのか分からない。佇んでいると私服の女性職員が現れた。事情を説明し入り方を教えて頂いた。入ると守衛さんが受付に居られた。事情を説明し守衛さんに入って良いかお訪ねした。返事は「休日には入れることは出来ない。」とのことであった。「それでは、ここで待たせて頂き誰か来られたら名刺交換をお願いすることとします。」と言うと、しばらく考えておられ「それでは、日直の方と連絡を取ります。」と対応を頂いた。そして庁内から、立地通商課の本郷課長補佐さんが来られた。非常に気持ちの良い方で直ぐに名刺交換をして頂いた。「この立派な門扉は。」とお訪ねすると「昭和10年に出来たものです。」と答えられた。ついでに「富山県庁OBのIさんが自治大学の同期です。」と言うと「I.Sさんでしょ。」と答えられた。きっとI.Sさんは現役時代活躍をされたのでしょう。なんだか嬉しくなった。そして、お礼を述べ県庁を後にした。休日での名刺交換をしていただいたことで新たな道筋を作って頂きました。有難うございました。
そして国道41号線を神通川に沿って飛騨市、高山市に向かいました。山々の紅葉は素晴らしく見とれながらツーリングをしました。高山市からは国道158号線を走りいよいよ長野県松本市に着きました。松本市では渋滞に会って大幅に時間をロスしました。それで本当は下道を通って佐久市まで走りたかったのですが、長野自動車道、上信越自動車を走ることとなりました。結局ホテルには午後7時の到着となりました。残念ながら、停車スペースを見つけることが出来なかったためアルプスの写真撮影は出来なかったのですが、走りながら見たアルプスの美しさは筆舌し難いものがありました。従兄は不在であったため奥様に電話をしたところ大変残念がっておられましたが次回に寄ると答えました。次回長野県庁を訪問する時に訪ねたいと思います。御嶽山で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしつつ一日を終えました。

富山県へ
富山県へ
富山県庁
門扉
自治大学校同窓生ISさん
富山県庁
富山県庁
富山県庁
富山県議会
富山県庁
富山県庁
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〇長野県、群馬県、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県

平成26年10月27日(月)

午前7時30分ホテルを出発。国道264号線を通り群馬県前橋市群馬県庁に向かう。この時間は通勤時間帯に当たるためどうしても急いでいる車が多い。前後左右目を配らせながら慎重に運転を続ける。山中に入る。ここまでくれば車も少なくなる。山並みや紅葉が美しい。だだカーブも多いが気分爽快。鼻歌が出てくる。しかし、残念ながら停車スペースがないためバイクを止めカメラ撮影が出来ない。この美しさは自らの心に留めておくことにする。下仁田町に来る。ネギ販売の看板が多い。コンビニがあったので休憩。富岡市に着く。製糸工場で有名なところか。思い出した学生時代地理が不得意で困ったがツーリングをすると現場を見るので頭に入る。不思議なものだ。ここまでは順調に進んだ。国道264号線をそのまま進んだ結果遠回りとなった上、渋滞にはまった。県道10号線を進むべきだったのだ。大幅な時間ロスとなったので、今日の行程を配慮し関越自動車道に乗った。バイクツーリングは予定通り進むことは少ない。前橋ICで降り、群馬県庁に向かった。群馬県庁、自治大学の同期生Tさんを現役の時、訪問して以来だ。守衛さんに案内頂きバイクを駐車場に置く。午前中に着く予定が大幅に狂ったので午後1時も過ぎていることもあり、食堂に向かう。チキン南蛮を注文。美味であった。それでおすすめは何ですかとお聞きすると「これです。秘密の県民ショーに取り上げられました。」と紹介を頂いた。展望階に行く。素晴らしい眺めだ。少しばかり休憩をする。そして観光物産課に向かう。道すがらの観光ポスターが素晴らしい。訪問を行い、事情を説明の上、名刺交換をお願いする。交換して頂いた後ふと頭に浮かんだ。そうだ写真を一緒に撮って頂こう。折角の県庁巡りだ。お願いの結果了解を頂いた。また、新たな試みが実現した。次からの県庁訪問が面白いものになってくる。決断頂いたことに心から感謝した。私自身が元公務員、簡単なことのように見えて勇気がいることは良く理解している。お礼を述べて県庁を後にした。時間を本当に大幅ロスをしてしまったので関越自動車道、北関東自動車に乗り甥の勤務先の桐生市に向かった。残念ながら外出中とのことであったのでドアの所に名刺を置き宿泊地神奈川県平塚市に向かった。高速はなるべく使わないと思っていたがここまで時間をロスすると仕方がない。ええいままよ、ナビ任せだ北関東自動車道に入った。すると足利市の標識が見えた。そうかここは栃木県か。佐野ICで休憩。しばらく走ると東北自動車道になった。ええこんな所も走るのか。利根川も走っている。埼玉県川口市だ。あれ、東京外環自動車道に入ったぞ。まさか都内を走行するのではないだろうな。250ccのバイクで大丈夫なのかな。一瞬不安がよぎる。まさかが起きた。あれ東京タワーが見える。首都高速だ。兎に角ここを無事に抜けよう。今に集中する。長い長い地下道路、ナビも効かない。不安を鎮めパニックにならないようにする。出口で渋滞したが、東名高速道路となった。外は暗い。しかし得も言われぬ満足感。「首都圏を征服したぞ。」思わずヘルメットの中で叫んだ。厚木ICを降りホテルに着いたのは午後7時を過ぎていた。甥から携帯に電話があった「外出していてすみません。今からお会いしたいのですがどこにいますか。」。「今神奈川県にいる。バイクツーリングでは予定に縛られるので事前に連絡はしない。雨になるので30日までには帰宅したい。ごめんねそういうことだ。でも私の貴方に会いに行くという大きな目標は達成し、満足感で一杯だ。」。明日は三河までの行程だ。未知の世界に対する高揚感を必死に抑え眠りについた。

 

ぐんまちゃん ゆるキャラグランプリ獲得おめでとうございます


私の甥が桐生市にいるものですから、どちらのほうかななどと思いながら、展望しました。

自治大学校同窓生

〇神奈川県、静岡県、愛知県

平成26年10月28日(火)

暗くなって昨日は到着したので、早朝市内を散策した。それに平塚市では目的があった。それは、当市には私の性と同名の四之宮という地区があるのでなにか関連がないのか市役所と同地を訪ねたいと思っていた。

(注、後記やはりそうでした。四之宮家の発祥の地だそうです。シノミヤ 四之宮 愛媛県東予市、静岡県焼津市。四宮の異形。神奈川県平塚市田村に江戸時代にあった。静岡県牧之原市細江(旧:四之宮)は経由地。江戸時代から記録のある地名。とも言われていますし、

皇子神社

通称“おうじさん”、若一王子(にゃくいちおうじ)の略で、熊野権現の子神である。今は、大雀命(おおささぎのみこと)と軽大女娘(かるのおおいらつめ)の2神を祀り、安産、疫病避けの神として信仰されてきた。
貞応2年(1223年)四之宮氏の祖先とされる小千孝元が勧請したとも、文中2年(1373年)伊予守河野通定の勧請とも言われている。)。

しかし未知の土地では昨日のようなことがあるのでツーリングに時間がかかる恐れがある。それで目的を、箱根超え、富士山、静岡県庁訪問にしぼり訪問は諦めることとした。結果的には、これが吉と出る。
国道1号線に入る。これはバイクで前から走りたいと思っていた道路だ。感激を噛みしめる。だが、やはり通勤時間帯、渋滞が続いた。途中でガソリンを補充。その時、ガソリンを入れながら通勤時間が過ぎれば車がスムーズに動きだすと話された。右手に湘南海岸が見えて来た。そしてついに箱根の入り口に到着。しばらく休憩。そして国道1号線箱根新道に入る。まさしく急カーブが続く。久万高原町に行く時良く利用する三坂峠をのカーブを思い出した。停車場があったので休憩。カメラを撮影。峠越えを楽しみながらツーリングを続ける。過ぎると三島市だ。「三島さいさい。」と思わず口ずさむ。沼津を過ぎると富士市となった。右手に富士山が見えて来た。天気は快晴。「おお、富士山だ。」とヘルメットの中で叫ぶ。しかしなかなかバイクを停め写真撮影をする場所がない。焦っていると左手にジャスコが見える。駐車し富士山を撮影。しかし、CBR250Rが入った写真が撮れない。残念に思っていると左手に道の駅が見えた。駐車すると富士山を背景に写真撮影することが出来た。大きな目的を達して満足感で一杯となった。食事をとり富士山を眺めながらしばらく休憩をし風景を堪能した。出発。清水市を過ぎると静岡市。そして県庁到着。予定では午前中に到着だったのだが午後1時を過ぎている。まず、食堂に入り食事、カレーを注文する。なかなかの味だ。メニューが多い。全国の県庁の食堂を巡っていると話すと親切にもシェフが出て来られ説明を頂いた。メニューはバリエーションが豊富になるよう努力されているとのことであった。その後県庁を巡り撮影をした。マスコットが置かれていたので撮影し受付の女性と会話した。愛媛県から来ていると言うと「義父が愛媛県庁の建設に携わった」と話された。受付の女性と会話を交わすのは実に楽しい。会話のやり取りが爽やかなのだ。観光振興課をお訪ねし、名刺交換をお願いする。即交換。一緒の写真撮影をお願いする。同行頂いた女性職員も即行動。観光行政に携わる方々はこうでなくてはと思わせる行動力であった。このような対応を頂くとこちらも元気が湧いてくる。有難うございました。
そういえば、私たちの清家会長を囲む会のメンバーのYさんがご主人の転勤に伴って松山市から静岡県に引っ越しをすることを思い出した。静岡良いところです。県庁を辞し時間も大幅に予定を超過したため東名高速に乗る。浜松市となった。浜名湖ICで休憩。浜名湖の風景を楽しむ。目的地の安城市までもうわずかだ。そのはずだったが風で横転した車のため渋滞し前に進めない。ICから一般道に降りる。国道1号線に到着。周りは既に暗くなり、気温も下がり、おまけに風だ。結果的には目的地到着が午後7時を過ぎた。平塚市役所に寄らなくて正解だったなと納得した。しかし、今日のツーリングも実に有意義なものであった。妻に電話しシャワーを浴び満足の内に睡眠におちいった。

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静岡県庁展望階
静岡県庁展望階
静岡県庁展望階
静岡県庁展望階
静岡県庁展望階

〇愛知県、三重県、京都都府、奈良県、和歌山県

平成26年10月29日(水)
いよいよ、ツーリングも大詰めを迎えてきた。日程が少しタイトで疲れが見えてきた。それで今日は奈良まで高速道路を利用することとした。ホテルを出発。しかし、通勤時間帯とバッテイングしたのか渋滞が続く。それと、ICが分からず迷う。結局伊勢湾岸自動車道に入ったのは、予定を2時間ばかりオーバーをしてしまった。風も強く、大型トラックも多い。名古屋市にさしかかると沿岸の名古屋工業地帯の風景が目に入ってきた。凄い規模だ。度肝を抜かれる。四日市JCTから東名阪高速道となる。全てナビ任せだ。御在所SAで休憩。出発。鈴鹿を過ぎる頃風が益々強さを増してきた。風圧が凄い。250ccのバイクではスロットを回してもなかなか前に進まない。心を落ち着かせる。亀山JCTになった。新名神高速道だ。そして名神高速道路に入り瀬田東JCTから京滋バイパスに乗った。しばらくしてついに国道24号線大久保バイパスに入った。奈良市はもうすぐだ。奈良線を木津川沿いを走行。奈良県庁に到着。やはり午後となって終った。県庁を散策。受付の女性が古の奈良の都のような衣服を身につけていたので写真撮影をお願いしたが了解を得られなかった。しかし、県庁のことに関し楽しそうに説明を頂いた。お聞きすると食堂は改装するため現在は閉鎖されているとのことであった。どうも食堂はお勧めらしい。屋上に行くことが出来るとお教え頂いたので、まず、屋上へ。奈良の都が一望出来る。これは素晴らしい。五十の塔も見える。お年寄りの方々も多く、のんびりと楽しまれている。私もベンチに腰掛けしばらくぼんやりとしていた。そして、名刺交換を頂くため、ならの魅力創造課に向かった。庁内は様々なポスターが掲示されていた。このコンセプトは大好きだ。私も松山観光港に勤務していた時、ゼロ予算でオンリーワンのものが出来ないかと考え、全国の観光ポスター500枚、中四国の観光パンフレットを掲示、展示をしたことがある。その時、奈良県、京都府、岩手県、神戸市などは、電話依頼すると翌々日に送付頂いたので観光に本気で取り組むとはこういうことかと悟らされたことがある。訪れて驚いた。観光局長の下にならの魅力創造課、観光プロモーション課などがあるのだ。課の雰囲気が明るい。巡る奈良推進係、中山係長さんと名刺交換を頂く。祈りの回廊をコンセプトに事業を進めているとのこと。熱く語って頂いた。ポスターの前で写真撮影。中山さんも自治大学校を卒業されたとのこと、話も弾み楽しい一時となった。心も軽く県庁を後にし、国道24号線を和歌山市に向かった。到着はやはり午後7時を過ぎたが、疲れは余り感じなかった。

FJ310089

自治大学校同窓生

伊能忠敬の足跡を楽しく巡る会総会7

奈良県支部長さんも県庁の観光行政に携われたとのことでした。

〇和歌山県、徳島県
平成26年10月30日(木)

午前7時45分ホテル出発。和歌山港に向かう。やはり通勤時間帯なので車は多い。和歌山県庁を右手に見る。本当は訪問したいのだが、次の船便にすると、帰宅が遅くなるので今回は諦めることとした。和歌山港に到着。四国から本州へのルートをシュミレーションした時何度も頭に描いた港だ。南海フェリー便を利用する。チケットを購入する。時間があるので土産店を覗く。店主が話し好きでバイク論議をする。私より2歳年長でスーパーカブに乗っているとのこと。梅のもち菓子があったので購入。梅論議を店主とする。梅と言えばわが故郷西条市にある東予園芸の南高梅の梅干しが美味い。そのことを話した。フェリーに乗船。徳島の南海フェリー乗り場まで2時間。横になり眠った。疲れがたまっているのか直ぐに睡眠に落ちる。
港に到着。下船。バイクに給油。徳島道に入る。土成ICで出る。県道318号線を走る。鴨島から国道192号線(伊予街道)に出る。この国道はフォーサイトで何度もツーリングをしたコースだ。吉野川沿いなのでツーリングが楽しい。通れば食する日本そば屋に入る。ここのそば、おでんは掛け値なしに美味い。ちょっと他のそばやさんとは味わいが違うのだ。店主とそば談義をする。いろいろと教えて頂く。三島川之江ICから松山道に入りいよ小松ICまで走行。国道11号線を走る。桜三里を超え東温市となった。3年前CBR250Rを乗り始めた時、東温市まで練習で良く走ったことを思い出した。あの時はここを往復するだけで力が入り手首、肩が痛くなり本当に長距離を走行できるのかと、自信を喪失することもあった。それを思うと感慨深いものがあった。ついにバイク日本一周と言う目的の大きな壁は今回のツーリングで越えたと思っている。命を助けて頂いた医師の方々に感謝するほかない。従兄弟訪問、甥訪問も取りあえず現地を訪問し目的を達成した。ただ、本年度の目標の東北支部長、友人Iさん訪問は季節的に無理だと思う。来年は是非、最初にツーリングをしたいと思っている。
今回のツーリング、ここでは書いていないがやはり未知の土地では思いがけないことに遭遇した。これを乗り越えたのはひとえに身の丈にあったバイクに乗っていたことと思う。乗り慣れたバイク、取り扱い易いバイクこそ最高の道具であることを実感した。
それと感謝したいのは北陸、中部、関東、近畿圏の方々の交通マナーの良さだ。私のバイクに対して適切な車間距離を取って頂き、高速道に乗り入れやすい様にスペースを空けて頂いたことだ。正直この点では四国は劣ると思う。
など、とりとめのないことを考えている内に家に着いた。直ちに妻が入れたコーヒーを飲んだ。そして様々なことを経験した今回のバイクツーリングは無事に終了の運びとなった。今年のバイクツーリングはこれで終了。来年は春の4月からのスタートとなる


 

 

吉野川沿い 日本そばが美味い

東温市

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